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2019年8月26日

半潜水型スパッド台船 FLOAT RAISER(はたあげ)(OWFC) 110m

載貨重量:13500DWT 総トン数:12300GT
船籍:Japan
建造年:2018.5

OWFC:オフショアウィンドファームコンストラクション(Offshore Wind Farm Construction)は洋上風力発電施設等の施工会社で、戸田建設と吉田組が出資して設立

船体:全長110m, 全幅43m, 深さ6.8m, 喫水4.7m
デッキ面積:3890m2
アイランド:船首側(長さ27--31m, 幅7m, 高さ16.4m),船尾側(長さ25--29m, 幅7m, 高さ14.2m)
潜水深さ:甲板上より7.4m(前後に傾斜を付けて潜水できる)
潜水速度:Max6.7m/h
スパッド:全長40m(1.5m角) x 4本

本船は浮体式洋上風力発電施設の建設やケーソンやジャケット等の重量構造物の進水に活用することを目的としています。
縦横どちらからでもロールオンでき、約5000トンの重量物に対応

環境省の低炭素型浮体式洋上風力発電低コスト化・普及促進事業による補助を受けて建造

当面、長崎県五島市崎山沖の五島市沖洋上風力発電事業(風車9基)に活用予定

2019.8.1
鹿児島県十島村へ向かいます
8.21に十島村到着

この船、見る位置によってアイランド部分が4つ、3つ、2つ、と変化します。1つに見えることもあるでしょう。
昔、東京電力千住火力発電所に「お化け煙突」といわれた4本の煙突がありました。常磐線から見ると、煙突の数が1本から4本へ変化しました。これに似ています。
この写真はアイランド部分が2つに見える

 

アイランド部分が3つに見える

 

アイランド部分が4つに見える

 

全体です
曳航しているのは、曳船 むさし丸2/MUSASHI MARU 2 38m
横でサポートしているのは、曳船 朋鶴丸/TOMOZURUMARU 34m

 

横に青と黒の線があります
青と黒の境目が最大潜水深さ(甲板より7.4m)です

 

 

積んでいるのは、水中浮遊式海流発電システム「かいりゅう」(100kW級実証機)
NEDOとIHIで開発中のシステムで、鹿児島県十島村口之島沖で1年間の実証試験を行います。(10月から試験開始)
海底に設置した錘(シンカー)から係留索で水深約30~50mに浮遊させ(まるで凧のように)黒潮の流れを利用して発電します。
「かいりゅう」の仕様
・定格出力:100kW(50kW x 2基)
・タービン翼直径:11m
・浮体の大きさ:全長20m, 幅20m(タービン翼含まず), 高さ6m
・定格流速:1.5m/秒(3ノット)
・浮遊深度:30m~50m
実用機は、タービン翼直径40mとし、出力2MWを目指す。

手前側から黒潮をうけます
左右がタービンと発電機
中央が浮力調整装置や制御部
中央手前にあるのが、錘(シンカー)約280tでしょう

 

2019.7.24

 

全体です
曳航しているのは、曳船 むさし丸2/MUSASHI MARU 2 38m
右舷横には曳船 朋鶴丸/TOMOZURUMARU 34m

 

 

 

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